世界77カ国の教育システムを徹底解剖!あなたの「当たり前」が覆される驚きの学び方
日本では当然とされる「毎日の宿題」や「一斉授業」。しかし世界に目を向けると、そんな常識が通用しない国々が数多く存在します。
フィンランドでは7歳まで読み書きを教えず、宿題もテストもほとんどありません。それなのに学力は世界トップレベル。デンマークでは9年間、定期試験が一切ない義務教育が行われています。スウェーデンの子供たちは真冬でも屋外で学び、ニュージーランドでは裸足で登校するのが普通です。
一方で、韓国では深夜まで塾に通う子供たち、中国では1,000万人以上が受験する過酷な「高考」、ドイツでは10歳で将来の進路が決まる選別システムなど、日本以上に厳しい教育環境も存在します。
本書では、幼児教育から大学院まで、77の驚くべき教育制度を紹介。「なぜその国ではそのような教育が生まれたのか」という文化的背景から、「実際にどのような効果があるのか」という実践的な視点まで、詳しく解説します。
教育関係者の方はもちろん、子育て中の親御さん、海外留学を考えている学生、そして教育に関心を持つすべての方に読んでいただきたい一冊です。世界の多様な学び方を知ることで、日本の教育の長所と短所が見えてきます。そして何より、「教育に正解は一つではない」という新しい視点が得られるはずです。
あなたの教育観を根底から揺さぶる、目から鱗の世界教育紀行。今すぐページをめくって、驚きの旅に出かけましょう!
【目次】
第1章:幼児教育の革新的アプローチ
・フィンランドの「遊び中心主義」
・イタリアのレッジョ・エミリア・アプローチ
・ニュージーランドのテ・ファーリキ
・スウェーデンの「森の幼稚園」
・ドイツの「シュタイナー教育」
・日本の「モンテッソーリ教育」導入園
・デンマークの「自由保育」
・フランスの「エコール・マテルネル」
・シンガポールの「バイリンガル幼児教育」
・韓国の「ヌリ課程」
・オランダの「ピラミッド・メソッド」
・ノルウェーの「アウトドア重視」
・中国の「双語幼稚園」
第2章:小中学校の独創的な学習制度
・フィンランドの「宿題なし・テストなし」
・エストニアの「プログラミング必修化」
・シンガポールの「能力別クラス編成」
・ドイツの「10歳の選別」
・オランダの「イエナプラン教育」
・デンマークの「試験なし評価」
・日本の「給食当番・掃除当番」
・韓国の「塾文化(ハグウォン)」
・中国の「少年宮」
・インドの「暗記重視教育」
・フランスの「水曜日は学校休み」
・イギリスの「パブリックスクール」
・アメリカの「ホームスクーリング」
・カナダの「フランス語イマージョン教育」
・ニュージーランドの「裸足登校」
第3章:高校教育の多様な選択肢
・ドイツの「デュアルシステム」
・スイスの「徒弟制度」
・アメリカの「AP(Advanced Placement)」
・国際バカロレア(IB)
・フランスの「バカロレア試験」
・韓国の「修能(スヌン)」
・日本の「センター試験・共通テスト」
・イギリスの「Aレベル試験」
・シンガポールの「ジュニアカレッジ」
・オランダの「VMBO・HAVO・VWO」
・オーストラリアの「ATAR」
・中国の「高考(ガオカオ)」
・インドネシアの「UTBK」
第4章:大学・大学院の先進的システム
・アメリカの「リベラルアーツ教育」
・イギリスの「3年制大学」
・ドイツの「授業料無償」
・フィンランドの「完全無償大学教育」
・デンマークの「学生給与制度(SU)」
・オランダの「問題解決型学習(PBL)」
・シンガポール国立大学の「産学連携」
・韓国の「兵役と大学」
・日本の「就活文化」
・フランスの「グランゼコール」
・インドの「IIT(インド工科大学)」
・中国の「985工程・211工程」
第5章:教育費用・支援制度・法律・権利
・アメリカの「学生ローン危機」
・オーストラリアの「HECS-HELP」
・イギリスの「学費値上げ問題」
・ノルウェーの「完全無償教育+生活費支給」
・日本の「給付型奨学金」拡充
・韓国の「国家奨学金制度」
・ドイツの「BAföG」
・カナダの「RESP(教育貯蓄制度)」
・シンガポールの「Edusave」
・フランスの「CROUS奨学金」
・中国の「国家助学貸款」
・義務教育年数の国際比較
・フィンランドの「教師資格」
・アメリカの「ホームスクーリング法」
・ドイツの「ホームスクーリング禁止」
・フランスの「ライシテ(政教分離)」
・日本の「教育基本法」
・韓国の「私教育費制限法」
・イギリスの「特別教育ニーズ(SEN)」
・アメリカの「504プラン・IEP」
・スウェーデンの「学校選択の自由」
・オランダの「教育の自由」
・国連の「教育への権利」
・各国の「児童手当」と教育バウチャー制度
