YouTubeで稼ぐ——その仕組みを77の成功事例から解き明かす

再生回数が多ければ稼げる——それは、もはや過去の常識です。
ヒカキンは年間数億円、MrBeastは数十億円を稼ぐと言われていますが、その収益源は広告収入だけではありません。スポンサー契約、D2Cブランド、有料コミュニティ、オフラインイベント、書籍、アプリ、EC、ライセンス収入——成功したYouTuberたちは、動画を「入口」として、多層的な収益構造を構築しています。

本書は、日本と世界のトップクリエイター77組の収益化戦略を徹底分析します。ヒカキンの「ファミリー向け信頼資産」、中田敦彦の「無料講義から有料コミュニティへの学習ファネル」、両学長の「神コンテンツでコミュニティ課金」、料理研究家リュウジの「バズレシピから書籍・調味料・ECへの展開」
——日本のトップクリエイターたちが、どのように動画を事業化しているのかを具体的に解説します。

世界に目を向けると、さらにスケールの大きな戦略が見えてきます。MrBeastは超大型企画を広告塔にしてD2C・実店舗・スポンサーを雪だるま式に拡大し、Ryan’s Worldはキッズレビューを玩具IPに昇華してライセンスで稼ぎ、Emma Chamberlainはvlogの世界観をD2Cコーヒーブランドに転写しました。Logan PaulとKSIは飲料ブランドPRIMEを共同経営し、世界的ブランドに押し上げています。

教育系クリエイターの戦略も見逃せません。Ali Abdaalは「無料→講座→コミュニティ」の学習ファネルで年商を積み上げ、Graham Stephanは不動産と金融アフィリエイトで単価を最大化し、Linus Tech Tipsは有料コミュニティと自社ECでメディア化を実現しました。

企業のYouTube活用も進化しています。TED、Netflix Japan、任天堂、Shopify、HubSpot、Canva、Notion——これらの企業は、YouTubeを単なる広告媒体ではなく、リード獲得、顧客教育、エコシステム強化の装置として最適化しています。

本書では、77の成功事例から「再生回数だけじゃない収益化の裏側」を全公開します。スポンサー直販、長期契約、D2Cブランド、サブスクリプション、オフライン動員、ライセンス戦略、B2B案件
——多様な収益源を組み合わせる設計思想を学べます。

YouTubeで本気で稼ぎたい人、クリエイターエコノミーを理解したい人に贈る、必読の一冊です。

【もくじ】
第1章：日本の個人クリエイターの戦略

・ヒカキン
・はじめしゃちょー
・フィッシャーズ
・東海オンエア
・中田敦彦のYouTube大学
・中田敦彦 切り抜きチャンネル群
・両学長 リベラルアーツ大学
・DaiGo メンタリスト
・ひろゆき
・料理研究家リュウジ
・HikakinGames
・青汁王子（三崎優太）
・くれいじーまぐねっと
・こばしり。
・shohei ukida/街録ch
・マコなり社長
・竹花貴騎（MUP）
・スポーツ解説系クリエイター（国内例）
・JunsKitchen（日本拠点）
・ABEMA格闘と連携する個人クリエイター
・中小企業診断士/税理士系YouTuber（包括枠）
・ガジェット系国内レビュワー（例：カズチャンネルなど）
・Vtuber個人勢（包括枠）
・DIY・建築系個人（包括枠）
・語学系個人（包括枠）
・医師/歯科医YouTuber（包括枠）
・管理栄養士/トレーナー（包括枠）
・投資系個人（包括枠）
・ゲーム切り抜き運営者（包括枠）
・地方創生系個人（包括枠）

第2章：世界の個人クリエイターの戦略

・MrBeast
・Ryan’s World
・Dude Perfect
・Mark Rober
・MKBHD（Marques Brownlee）
・Ali Abdaal
・Emma Chamberlain
・Logan Paul
・KSI
・Casey Neistat
・PewDiePie
・Jeffree Star
・Huda Beauty（Huda Kattan）
・Graham Stephan
・Andrei Jikh
・Kurzgesagt – In a Nutshell
・Tasty/BuzzFeed系クリエイター連携
・First We Feast（Hot Ones）
・The Try Guys
・Linus Tech Tips（LTT）
・Unbox Therapy
・SmarterEveryDay
・Yes Theory
・NAS Daily
・Veritasium
・5-Minute Crafts
・The Slow Mo Guys
・JRE Clips（Joe Rogan）
・Sidemen
・Good Mythical Morning（Rhett & Link）

第3章：企業・メディア・団体のYouTube活用

・Babish Culinary Universe（BCU）
・Binging with Babish
・TED
・Wendover Productions
・CNBC Make It
・Asian Boss
・ABEMA格闘公式
・Netflix Japan
・任天堂公式チャンネル
・ホットペッパーグルメ（リクルート）
・メルカリ公式
・無印良品 公式
・ユニクロ 公式
・Shopify
・HubSpot
・Canva
・Notion